この記事ではUbuntu 24.04に GNOME Boxes 46.0をインストールする方法を解説しています。
環境
GNOME Boxes
GNOME Boxes はQEMU/KVM/libvirtなどの仮想環境のGUI管理ツールです。このGNOME Boxesを使えば、GUI画面で簡単に仮想マシンの作成ができます。
主な機能と特徴
- 仮想マシンの作成
- 仮想マシンの管理
- シンプルなインターフェース
類似ツール
同じようなツールは他にvirt-managerやProxmox VEなどがあります。
インストール
インストールするにaptコマンドを使用します。apt install gnome-boxes
でインストールできます。
$ sudo apt update
$ sudo apt install gnome-boxes
バージョン確認
インストールされたか確認するには、gnome-boxesコマンドにオプション–-versionを付けて実行します。
$ gnome-boxes --version
46.0
起動
コマンドラインから起動
それでは実行してみましょう。ここではgonome-boxesコマンドで実行しています。
$ gnome-boxes &
GUIから起動
まず、アプリケーションの検索欄でboxesと入力します。そのときに出てくるアイコンをクリックします。


仮想マシンの作成
それでは、GNOME Boxesを使って仮想マシンを作成しましょう。
ISOダウンロード
インストールする方法には次の2つの方法があります。
- 手動でisoファイルをダウンロードする方法
- GNOME Boxesにisoのダウンロードもしてもらう方法
2のGNOME Boxesにダウンロードしてもらう方法だと私の環境ではうまくいかないことがありました。ここでは1の手動でisoファイルをダウンロードする方法を使います。
この記事ではAlmalinuxのisoをここから👇ダウンロードしました。
OSの選択
左上の+ボタンをクリックして、Install from Fileを選択します。

あらかじめダウンロードしておいたisoを選択します。

仮想マシンのスペック
次に、仮想マシンの名前、メモリ、ストレージを容量を適当に入力します。

これで作成ボタンを押すとインストール画面になります。
インストール作業
インストール作業は参考サイトを紹介しますので参照してください。内容が重複してしますためこの記事には詳しくは解説しません。
感想
GNOME Boxesで仮想マシンを作成したのですが、正直CockpitやProxmoxの方が使いやすいと感じました。筆者がうまく使いこなせていないだけなのかもしれないですが、かんたんインストール機能もうまく動作しませんでした。簡単なはずなのにWebで使い方を調べないといけないなんて元も子もないような気がします。なので、筆者の感想としてはGNOME Boxesの優先度は低いです。今後の改善に期待です。
おわりに
この記事では、Ubuntu 24.04にGNOME Boxes 46.0をインストールしました。
GNOME Boxesを使いこなしてつよつよエンジニアを目指しましょう!つよつよエンジニアになるための、お役に立てればと思います。これからも情報発信していくのでよろしくお願いします。コメントやご要望、ご意見もお待ちしています。
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