この記事では、Cockpitを使用して仮想マシンを作成します。仮想マシンで動かすOSはUbuntu 24.04です。
はじめに
Ubuntu 24.04 LTS
2024年4月25日にUbuntuの最新版24.04 LTSがリリースされました。
この記事では仮想マシンのOSとして、このUbuntu 24.04 LTSを使います。
Cockpit
Webブラウザからサーバーを管理できるCockpitというWebUIがあります。初心者でも、サーバーの設定や管理を簡単に行うことができます。この記事では、Cockpitの操作により仮想マシンの作成を行います。
Cockpitの主な機能
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開発環境
cockpit-machines
Cockpitで仮想マシンの作成を行うには、cockpit-machines
をインストールする必要があります。
それでは、aptコマンドでcockpit-machines
をインストールしましょう。インストールが完了すると一度再起動しておくと良いです。
$ sudo apt install cockpit-machines
ページ左のメニューに「仮想マシン」の項目があればOKです。
インストールメディアのダウンロード
次に、Ubuntu 24.04 LTSのインストールメディアをインストールしてきます。ダウンロードサイトからUbuntu Desktopのisoをダウンロードしてきます。
この記事では、isoのダウンロードはMac miniで行いました。この後、scp
コマンドでCockpitが動作しているUbuntu 24.04(ホストOS)にisoをコピーしています。
仮想マシンの作成
マシンの設定
それでは、仮想マシンの作成を始めましょう。左メニューの「仮想マシン」を選択して、ページ右の「仮想マシンの作成」を押します。
次に、仮想マシンの設定を行います。
仮想マシンは好きな名前をつけてください。この記事ではubuntu2404-00という名前にしています。
インストールタイプはローカルインストールメディアを選択します。インストールソースはここでダウンロードしてきたisoファイルを選択します。
ストレージの制限とメモリは環境に合わせて設定してください。
設定が終わったら、「作成して実行する」を押します。
このページに飛んだら、仮想マシンの名前をクリックして詳細表示しましょう。この記事では、ubuntu2404-00という名前をクリックします。
「展開」をクリックすれば、コンソール画面が大きく表示されます。
OSのインストール
それでは、OSのインストールをしていきましょう。内容が重複してしまうため参考のページを紹介します。
こちらの記事でOSのインストールについて説明しています。
起動
インストールが完了したら、再起動しましょう。無事に立ち上がるとこのような画面になっていると思います。
おわりに
この記事では、Cockpit上で仮想マシンの作成を行いました。また、仮想マシンのOSとしてUbuntu 24.04 LTSをインストールしました。
Cockpitを使いこなして仮想マシンの管理を楽にしましょう。目指せつよつよエンジニア!
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