Cockpitを使って仮想マシンを作成する

cockpit

Cockpit

Cockpitはサーバ管理用のWebUIです。以下のような操作をブラウザ経由で実行することができます。

  • ネットワーク設定
  • ファイアウォールの設定
  • ストレージの管理
  • 仮想マシンの作成と管理
  • コンテナのダウンロードと実行
  • システムログの検索
  • ハードウェアの詳細表示
  • ソフトウェアのアップデート
  • アカウントの管理

類似のツールとしてはvirt-managerやGNOME Boxesがあります。

環境

  • Ubuntu 22.04 (ホストOS)
  • Ubuntu 22.04(ゲストOS)

インストール

では、cockpit本体と仮想マシンの管理に必要なパッケージcockpit-machiesをインストールします。

$ apt install cockpit cockpit-machines

接続

cockpit.serviceを調べてみるとcockpit.socketによって起動されるようです。そのcockpit.socketは起動しているので、この状態で接続すれば動作するはずです。

$ systemctl status cockpit.service
○ cockpit.service - Cockpit Web Service
     Loaded: loaded (/lib/systemd/system/cockpit.service; static)
     Active: inactive (dead) since Tue 2022-09-06 14:41:11 JST; 36min ago
TriggeredBy: ● cockpit.socket
       Docs: man:cockpit-ws(8)
    Process: 7063 ExecStart=/usr/lib/cockpit/cockpit-tls (code=exited, status=0/SUCCESS)
   Main PID: 7063 (code=exited, status=0/SUCCESS)
        CPU: 20.844s

 9月 05 19:47:04 yonon systemd[1]: Starting Cockpit Web Service...
 9月 05 19:47:04 yonon systemd[1]: Started Cockpit Web Service.
 9月 06 14:41:11 yonon systemd[1]: cockpit.service: Deactivated successfully.
 9月 06 14:41:11 yonon systemd[1]: cockpit.service: Consumed 20.844s CPU time.

$ systemctl status cockpit.socket
● cockpit.socket - Cockpit Web Service Socket
     Loaded: loaded (/lib/systemd/system/cockpit.socket; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: active (running) since Mon 2022-09-05 19:11:51 JST; 20h ago
   Triggers: ● cockpit.service
       Docs: man:cockpit-ws(8)
     Listen: [::]:9090 (Stream)
      Tasks: 0 (limit: 18707)
     Memory: 8.0K
        CPU: 7ms
     CGroup: /system.slice/cockpit.socket

 9月 05 19:11:51 yonon systemd[1]: Starting Cockpit Web Service Socket...
 9月 05 19:11:51 yonon systemd[1]: Listening on Cockpit Web Service Socket.

では、localhost:9090に接続します。すると、下のような画面が表示されると思います。

次に、ホストOSのユーザ名とパスワードでログインします。下のような画面が表示されたら接続できています。

ダウンロード

まずは準備として、ゲストOSのインストールisoをダウンロードしておきます。この記事ではUbuntu Desktop 22.04.1 LTSのisoをダウンロードしてきます。

仮想マシンの作成

では、仮想マシンの作成をしてみましょう。まず、メニューバーの仮想マシンをクリックして、そのあと仮想マシンの作成というボタンをクリックします。

次に、仮想マシンのスペックとインストールメディアなどを設定します。以下の表のように設定をしています。

項目設定値
名前ubuntu
接続システム
インストールタイプローカルインストールメディア
インストールソースubuntu-22.04.1-desktop-amd64.iso
オペレーティングシステムUbuntu 22.04 LTS (Jammy Jellyfish)
ストレージボリュームの新規作成
サイズ30GiB
メモリ6GiB
仮想マシン設定値

作成ボタンを押すと仮想マシンが作成されます。

ゲストOSのインストール

では、ゲストOSのインストールをしていきましょう。

remote-viewerの立ち上げ

先程、仮想マシンの名前をubuntuと設定したので、ubuntuという名前の仮想マシンがあると思います。それをクリックします。クリックすると、コンソールの欄にデスクトップビューアーがあると思うのでクリックします。次に、リモートビューアーの起動をクリックします。すると、ファイルがダウンロードされるのでそれをクリックすると、remote-viewerが立ち上がります。

ゲストOSのインストール

インストール環境の言語を日本語に設定し、Ubuntuをインストールをクリックします。

次に、キーボードレイアウトを選択します。そしてJapaneseJapaneseを選択したら、続けるをクリックします。

ここでは最小インストールを選択して、続けるをクリックします。

ここではディスクを削除してUbuntuをインストールを選択して、インストールを始めます。

確認のメッセージが出るので、続けるをクリックします。

住んでいる場所はTokyoを選択して、続けるをクリックします。

作成するユーザの情報を入力します。最後に続けるをクリックします。

しばらく(数十分程度)時間がかかります。

インストールが完了するとウィンドウが出てくるので、今すぐ再起動するをクリックします。

ログインすると確かにUbuntu 22.04 LTSがインストールできています。

WebUI

cockpitは仮想マシンの作成以外にも、ディスクの設定やネットワークインターフェースの設定、スナップショットの作成、共有ディレクトリの設定などもできるので結構便利なツールです。RHELではvirt-managerが非推奨になり、このcockpitが推奨されるようになりました。それだけあってか使い勝手は良さそうです。

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